こちらの記事では、『ただ愛する仲【韓国ドラマ】』の感想とネタバレを書いています。
見逃してしまった人やどんな内容なのか気になる人は是非参考にしてみてください。
ただ愛する仲【韓国ドラマ】のキャスト
우리 강두.. 영화같은 영화적 모먼뜨..,,#그사이 #그냥사랑하는사이 #JUNHO #이준호 #준호 #이강두 #2PM pic.twitter.com/Ko2dCsj6Mt
— 박감자 (@junhos_potato) April 6, 2020
イ・ガンドゥ … イ・ジュノ(2PM)
ハ・ムンス … ウォン・ジナ
ソ・ジュウォン … イ・ギウ
チョン・ユジン … カン・ハンナ
ここからネタバレになりますので注意してください!!

ただ愛する仲【韓国ドラマ】第5話のネタバレとあらすじ
降りしきる雨の中、埋め立てられた土の中に1足の靴を目にしたガンドゥ。
次の瞬間、ガンドゥは12年前の事故現場で、切断された人間の足を発見したことを思い出します。
急に降り出した雨に、現場の様子が気になったムンスは、工事現場を目指します。
そこで、必死に土の中に埋まる靴を取り出そうとするガンドゥを見たムンスは、それを止めようとしますが、ガンドゥは聞く耳を持ちません。
「見えないのか!?この中に人がいるんだ!」
そう叫ぶガンドゥの言葉に、思わず耳を疑うムンス…。
なんとか靴を取り出したガンドゥは、かつて切断された足が履いていたものとよく似た作業靴を見て、過去の記憶に浸ります。
そんななか、降りしきる雨の影響で、壁が崩壊寸前に!
なんとか大事を逃れたムンスとガンドゥは、夜通し壁の復旧作業に追われることに。
翌日、現場にやってきたジュウォンに、昨夜の様子を報告するガンドゥ。
ガンドゥは、12年前の事故の後処理が、正確に行われていない可能性を指摘。
するとジュウォンはガンドゥに、「確たる証拠が必要だ」と話します。
1人現場に残って、地盤の調査を進めるジュウォンは、ふと12年前の事故直後に、崩れた瓦礫を眺め茫然とする父の姿を思い出します。
自分の設計ミスで、建物が倒壊したと責任を感じたジュウォンの父親は、その後自ら命を絶つことに。
事務所に戻り、生存者名簿に目をやったジュウォンは、そこにムンスの名前を発見します。
そしてページをめくると、『最後の生存者』という項目に、ガンドゥの名前が…。
ムンスとガンドゥは追悼碑の再建に向けて、これまで設置された国内の別の慰霊碑に足を運び、実際に見て回ることにします。
しかし、慰霊碑とは名ばかりで、どれも本来の役目を果たしていないと感じる2人。
一方、地盤の再調査の必要性を訴えるジュウォンでしたが、予算しか頭にないチョン理事(テ・インホ)は、それに対し強く反対する意向を示します。
会議を終え、ジュウォンの前に現れると「父親の二の舞になるのが怖いの?」とユジン。
ジュウォンは「そうだ」と答えると、同じ過ちを繰り返さないよう、ユジンに頼みます。
その日の夜、1人事務所で作業をするムンスのもとに現れたガンドゥは、追悼碑を作り直すには、犠牲者とその遺族に寄り添う必要があると言います。
ガンドゥのその言葉に、ふと事故で命を落とした、妹のヨンスを思い出すムンス。
遅くまで作業に熱中する2人の姿を、ジュウォンはそっと廊下から見守ります。
翌日、遺族の1人と対面したムンスでしたが、追悼碑には反対だと言われてしまいます。
しばらくしてガンドゥが合流すると、2人は次の遺族のもとへ。
しかし2番目に訪れた遺族の女性は、事故の犠牲となった息子を待ち続け、自宅で息を引き取った状態で発見されます。
「事故で死んだ人だけが、本当に犠牲者なのかな?」とガンドゥ。
その日、深夜の巡回勤務を任されると、ガンドゥは1人夜の工事現場を見回ります。
次の瞬間、『俺が見えないのか?』という言葉と共に、12年前事故現場でガンドゥが手を振り払った少年の姿が。
一方、自宅で眠る母に寄り添い一緒に眠りについたムンスは、ふと当時の出来事を夢に見ます。
あの日、妹ヨンスの付き添いでショッピングモールを訪れることになったムンスは、デートの約束をしていた少年に、待ち合わせ場所をモール内のアイスクリーム店にするよう連絡。
そしてムンスが待ち合わせに向かった瞬間、悲劇が起こったのです…。

ただ愛する仲【韓国ドラマ】第5話の感想
ムンスだけでなく、ガンドゥもまた、過去のトラウマに今もなお苦しめられていました。
ガンドゥが手を振り払った相手は、ムンスのデート相手チェ・スンジェのように見えましたが、どうなのでしょう。
最後には「私たちが本当にしないといけないことは、覚えておくこと。私のせいで、命を落とした初恋の人チェ・スンジェ」と涙を流すムンスの姿が。
ムンスが失ったのは、妹ヨンスだけではなかったんですね。。
そして、遺族に会いに行ったガンドゥが、自宅で息を引き取った被害者の母親を見て、ポツリと呟いたセリフが印象的でした。
「事故で死んだ人だけが、本当に犠牲者なのか」という言葉。
本当にその通りですよね。
ドラマの序盤で、『48人しか犠牲者が出なかった事故』と言われていましたが、名簿にある名前だけが、果たして犠牲者といえるのでしょうか?
命が助かったムンスやガンドゥ、そしてその家族らも、命があるから幸せとは限らないですよね。
なんだか、身近な災害や事故に関して、深く考えさせられる内容でした。
単なるヒューマンドラマやラブストーリーではなく、「人の命」や「生きること」について考えさせられる作品。
事故を通じて学ぶのは、何もドラマの中の登場人物だけではないと感じました。
なかなか深い意味が込められていて、非常に面白いドラマだと思います。
“面白い”という表現が適当なのかと、ちょっと悩む部分もありますが…。
次回はどんな展開が待っているのか、そちらも期待です!
